フィアット 2代目フィアット ムルティプラ

1990年代ファミリー
フィアット 2代目フィアット ムルティプラ
1950年代に登場した小型キャブオーバーワゴンにルーツを求めることができる「ムルティプラ」の名が1998年に復活。その2代目モデルが日本へ2003年に上陸している。

フィアット ムルティプラELX 2003年モデル

●全長x全幅x全高:4005x1875x1670mm ●ホイールベース:2665mm ●トレッド:前1510mm/後1510mm ●車両重量:1360kg ●エンジン:水冷直列4気筒DOHC・1596cc ●トランスミッション:5速MT ●最高出力:103ps/5750rpm ●最大トルク:14.8kg-m/4000rpm ●サスペンション:前ストラット/後トレーリングアーム ●ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク/後ディスク ●タイヤサイズ:185/65R15 ●価格249万円(税込)

個性的なスタイルをまとったマルチパーパスカーは、全長4m程度ながら全幅が1875mmと幅広く、そのワイドボディを生かした3人がけ2列シートにより、大人6人がストレスなく移動できる空間が確保されていた。広いグラスエリアにより室内は明るく、それぞれ独立したシートは大柄な人でもゆったり座ることができ、車内の居心地は抜群。ちなみにヘッドライトは通常の位置にロービーム、フロントウインドウ下にハイビームを置くユニークなレイアウトで、低いボンネットと相まってどのクルマとも違うムルティプラ特有のスタイルを形作っていた。1.6リッターエンジンは5速MTと組み合わされ、的確なギア比により街中も高速道路もキビキビと走れるポテンシャルも秘めていた。2004年のマイナーチェンジではフロント回りが大幅にリファインされ、独特のスタイルはやや薄められてしまったが、その中身は変わることなく2010年まで生産されている。

マメ知識 FIAT Bravissimo

ハイブリッド車もあったってホント?

フィアットはムルティプラのハイブリッド車を開発。床下にバッテリーを搭載し、電動モーターはエンジンと並列する形で置かれ、クラッチを介してモーターのみでのEV走行も可能としている。市販には移されなかったが、フィアットはハイブリッド車の開発も進めており、このムルティプラ ハイブリッドで得たノウハウが生かされる可能性は高い。

その他の過去車種