2004-2007

「フィアット イデア」に新デザインのロゴマーク

「フィアット イデア」はフィアット初のMPVというだけでなく、フィアット・デザインセンターが手掛けた新しいロゴマークを装着して登場した。会社設立100周年を記念して新しくされたそのロゴマークには、カーライフをより快適にする技術や知性を追求していく、フィアットの新たな変革の意思が込められた。

マルチジェットエンジン

燃費の良さとトップレベルの性能を備えたマルチジェットエンジンは、フィアットのニューモデルを成功に導く重要な役割を担った。進化したコモンレール式直噴システムはフィアットの第2世代エンジンの土台となる技術で、小排気量1.3リッター16vマルチジェットや、スポーティな1.9リッターマルチジェット(120hpおよび150hp仕様)、パワフルな1.4リッター・90hpユニットに採用された。

新車攻勢の3年間

2004年から2006年にかけて、会社は多忙を極める時期に突入する。フィアットは当時、製品の継続的かつスピーディな改善、技術研究、デザイン品質、顧客との新たな建設的な関係構築を核とした企業文化と企業精神の根本的な変更を行っていた。この新たな企業理念のもと、3年間で新型車の発表および従来モデルのデザイン変更を立て続けに行った。まず2004年には「フィアット イデア」「フィアット セイチェント」「フィアット スティーロ」をデザイン変更し、さらに新型「フェアット ムルティプラ」を登場。「フィアット パンダ4x4」も設定した。続く2005年には、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインした新型「フィアット クロマ」の発表に始まり、「フィアット 600」の誕生50周年を記念した改良を実施。そしてソリッドなデザインを特徴とする「フィアット グランデプント」を登場させている。2006年には、新型「フィアット ドブロ」と「フィアット セディチ」を発表し、都会とオフロード両方の走行に適し、2006年トリノ冬季五輪の公式モデルにも採用された「フィアット 4x4xトゥッティ」が登場。「フィアット パンダ」の改良およびモデルラインアップ拡大も行った。

「ブラーボ」の新しいロゴマークが登場

2007年には新型「ブラーボ」が誕生。フィアットはこのモデルで初めて宣伝用ブログを使って発表前の情報公開を行った。フィアットの改革を表す新しいロゴマークを初採用した「ブラーボ」は、美しさと機能性の両立を追求した。

新型「フィアット 500」の発表

「フィアット 500」の最初のモデルが発表されてからちょうど50年目に当たる2007年7月4日、「フィアット 500」の新型がトリノでデビューした。新型「500」は小型車で初めて自分好みのカスタマイズを実現し、50万種類以上から自分好みのバリエーションを選ぶ楽しみをユーザーに提供した。発売以来、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2008をはじめ数々の賞を受賞。また「500 by GQ」や「500 by Gucci」「500 by Diesel」などの数々の限定車を設定した。

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フィアットとアバルト、その関係を紐解く