ラニーニャ現象の影響なのか、ひときわ厳しい寒さが続きそうなこの冬。いつもの冬より他人の防寒着が気になるという方も多いと思いますが、すでにお持ちの方もいらっしゃると思いますが、近頃街で目につく「CANADA GOOSE(カナダグース}」というブランドと製品について、実体験を交えたご紹介をします。
話は今年の2月に遡ります。オーロラの取材と撮影をするために、カナダのイエローナイフという街に向かいました。冬のイエローナイフは、現地ビジターセンターの概算では「3日間滞在すれば90%以上の確率でオーロラと遭遇できる」というオーロラ鑑賞の名所。さまざまな国から観光客が集まります。
ただし、ひとつ大きな問題があります。北極線まで約500kmという北の街だけあって、夜間はマイナス30度があたりまえ。大げさではなく、命にかかわるほど厳しい寒さが待ち受けているのです。
そこでオーロラ鑑賞を企画するツアー会社はレンタル防寒着を用意しますが、どのツアー会社を取材しても必ずカナダグースなのです。
実際、カナダグースのダウンジャケットの防寒性能は抜群で、これさえ着ていれば寒風が吹きすさぶマイナス30度の山奥でオーロラの出現を待つことができました。
カナダ人のガイドに「カナダグースはすごい」と伝えると、「極地探検にも使われるぐらいだよ」と胸を張ります。南極の基地に滞在する研究者のニーズに応えるために開発され、北極探検や犬ぞりレース、エベレスト登頂などで活躍したカナダグースは、「メイド・イン・カナダにこだわっているんだよ」とのことでした。実はカナダグースというブランドはFIAT 500と同い年。1957年の創業以来、こうして長きに渡りプロの信頼に応え続けてきているのです。
やがて、天空には見事なオーロラが現れ、取材は無事に完了しました。以来、カナダグースのダウンジャケットに全幅の信頼を寄せていますが、この冬、このブランドの製品がより身近な存在になりました。2017年11月3日に、カナダグースの日本初となる旗艦店が東京・千駄ヶ谷にオープンしたのです。
豊富な品揃えはもちろんですが、この店舗のユニークなところは0度以下の気温が体感できるフィッティングルームがあるところ。「機能には絶対の自信アリ」という、カナダグースのプライドが伝わってきます。
写真をご覧いただくとわかるように、メンズ、レディースともに多彩なデザインが用意されているので、カジュアルに着こなすことも、フォーマルに装うことも可能。「寒くて外に出たくないなぁ」という、冬の朝の憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれるはずです。
残念ながら日本ではオーロラを鑑賞することはできませんが、愛車を走らせれば美しい星空を眺めることができます。フィアット500Cの幌を開けて、カナダグースのダウンダウンジャケットを着て暖かく星空鑑賞なんて、素敵ですね。
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