穏やかな気候がサイクリングに最適で、“自転車月間”と言われる5月。同月にはフィアットが誕生したイタリア全土を舞台に、世界最高峰のサイクルロードレース『ジロ・デ・イタリア』が開催されるなど、自転車界隈のトピックが満載です。さらに近年では、クルマで出掛け、目的地に着いたら自転車でツーリングをするという“6輪旅行(クルマの4輪+自転車の2輪)”を楽しんでいる人も増加中。そこで今回は、旅行先でもサイクリングを楽しみたい方におすすめ&フィアットにも積める折りたたみ自転車を、イタリア&日本のブランドから厳選してご紹介します。
【FIAT AL-FDB166/FIAT】
まずはじめに、フィアットオフィシャルの折りたたみ自転車をご紹介。フレームにアルミニウムを採用&コンパクトに折りたためる『FIAT AL-FDB166』は、愛車のフィアットに積むのはもちろん、輪行で持っていくのにも苦にならない軽量さが特徴のフォールディングバイクです。自転車の装備において信頼の高いシマノ製の6段変速ギアはあらゆる路面環境に対応し、制動性の高い前後輪のVブレーキは安心のスペック。高めに設定されたギア比は、一漕ぎのペダリングでもしっかりと前へ進みます。ワンタッチで折りたたみ可能なフレームは女性も安心。フィアットらしいレッド or ホワイトのカラーがまぶしい一台は、クルマと並ぶ姿が絵になることでしょう。
▼INFO:画像提供
ジック株式会社
http://www.gic-bike.com/
【mini Fold16 popular/ Benelli】
創立100周年を迎えた2011年、オートバイの世界で培ってきた技術を元に、電動アシスト自転車を発売したイタリア生まれの『Benelli(ベネリ)』。同ブランドで人気の高い折りたたみ電動アシスト自転車『mini Fold16』が、3秒&ワンタッチで折りたためる独自構造はそのままに、シンプルに生まれ変わったモデルが『mini Fold16 popular』です。変速機能を省き、バッテリーはフレームに内蔵。モーターユニット、クランク、ブレーキなどのグレードも見直すことで、リーズナブルな価格を実現しました。カラーラインナップは鮮やかなコズミックブルーやコズミックレッド、高級感のあるコズミックシルバーの3色。スタイリッシュなデザインは都会で映え、小回りが利いて積載性も高い16インチタイヤは、アウトドアでも乗りたくなる1台です。
▼INFO:画像提供
Benelli
https://www.benellibike.jp/
【Verge N8/ Tern】
アーバンバイクブランドとして2011年に創設した『Tern(ターン)』は、“都市生活での快適かつ最適な移動手段”と“スポーツ・フィットネス”をテーマにした自転車が人気。中でもフレームシリーズ “Verge(ヴァージュ)”は、デザイン性と機能性を兼ね備えたフレーム構造と簡易な折りたたみ機構が魅力です。日本人の体格に合わせたセッティングの『Verge N8』は、フレームの曲線美が目を引く2022年モデル。ベーシックなコンポーネントや、ストレスのない変速が可能なリアディレーラー(変速機)を搭載し、スポーツバイクビギナーでも軽快に中短距離のライドを楽しむことができます。新たなカラーを含めた全6色をラインナップしているため、あなたが乗る機会の多いシチュエーションに合わせて、お好みの色をチョイスしてみてはいかが?
▼INFO:画像提供
Tern
https://www.ternbicycles.com/jp
【TRANS MOBILLY NEXT163 / TRANS MOBILLY】
持ち運びのしやすさを重視する方には、折りたたみ自転車のジャンルで最小&最軽量クラスの電動アシスト自転車『TRANS MOBILLY NEXT163』をぜひ。コンパクトで組み立てが簡単な16インチタイプの重量は約11.9kg。1秒で脱着できるロングライド対応&大容量タイプのバッテリー(携帯電話・タブレットの充電も可能)はコンパクトなので、さまざまな場所へ持ち運ぶのが簡単です。小さな車体でありながら、フロントの電動アシストユニットと外装3段変速がもたらすパワーは、坂道でも楽に走ることが可能。さらにバッテリーの先端部分に付属しているデュアルヘッドライトは、バッテリー本体を取り出せば携帯懐中電灯に。『TRANS MOBILLY (トランスモバイリー)』では、収納バッグなどのオプションパーツも豊富なため、そちらも併せてチェック!
▼INFO:画像提供
ジック株式会社
http://www.gic-bike.com/
【リライトAL-FDB141 / CAPTAIN STAG】
日本のアウトドア用品総合ブランド『CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)』は、“キャンプで必要なアイテムがそろう!”と評判の豊富な品揃えが支持されていますが、近年はサイクル・カヌー・ガーデン・ヘルス関連の商品も続々とリリースしています。その中でサイクル関連のおすすめがアルミ製の折りたたみ自転車『リライトAL-FDB141』で、組立サイズが幅54×長さ116×高さ87〜97cm(折りたたみサイズ:幅35×長さ63×高さ57cm)というコンパクトさと、8.2kgという軽さが特徴です。タイヤは小さいもののギア比は高めなので、少ないペダリングでもしっかりと前に進みます。価格もお手頃なので、初めての折りたたみ自転車としてGOOD。 クルマに積んでアウトドアへ出掛ければ、キャンプ場などでの移動も助けてくれるでしょう。
▼INFO:画像提供
CAPTAIN STAG
https://www.captainstag.net/
【IVE / Tyrell】
2004年に香川県さぬき市で誕生した『Tyrell(タイレル)』は、洗練されたデザインと走行性能が自慢のスポーツ系ミニベロとして、日本だけではなく海外にもコアなファンを持つMADE IN JAPANブランドです。中でもフォールディングバイクの『IVE』は、高強度のクロモリフレームやしなやかな動きを実現する独特のチューブ形状を採用した細身のフォルムでありながら、安定感のある乗り心地で気軽にスポーツ走行を楽しめるおすすめの1台。さらにハンドルにあるレバーを押すだけでリアフレームを折りたためるなど、初心者にも安心の操作性も魅力で、専用キャリアやスタンドなどのオプションが豊富なのも人気の理由のひとつです。
▼INFO:画像提供
有限会社アイヴエモーション
https://www.tyrellbike.com/
【CARACLE-S (スポーツ)/ CARACLE】
創業80年以上を誇る金属加工メーカーのテック・ワンは、自社のノウハウを生かして自転車部門を設立し、“小さく、軽く、走りやすく、折りたたみが簡単”な自転車を追求。そしてその集大成と言えるアイテムが、慣れれば10秒で“世界最小サイズ”に折りたためる『CARACLE-S』です。3辺の長さが158cm未満の市販スーツケースに収まるのは、折りたたみ自転車のジャンルを見渡してもこのモデルのみ。そのコンパクトさはLCCを除くほぼすべての航空会社の無料輸送が可能で、鉄道輸送もしやすく、コインロッカーにも入れられることが大きなメリットです。また、強度と走行性能の高さに加えて、高性能サスペンションを搭載していることで乗り心地は抜群。旅好き&サイクリング好きの心にきっと刺さる、オンリーワンの旅行対応自転車は必見!
▼INFO:画像提供
株式会社テック・ワン
https://www.caracle.co.jp/
走行性能やコンパクトさを含め、折りたたみ自転車の性能が進化しているため、ちょっとした移動だけのものとして使うのはもったいない。あなたの愛車に積み込んでさまざまな場所に持っていくことで、現地での行動範囲が格段に広がり、クルマと自転車の良さを最大限に生かした旅行を楽しむことができるでしょう。ぜひあなた好みの相棒を、この機会に見つけてみてはいかがでしょうか?
Text by ラスカル(NaNo.works)
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