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[FIAT×MIJP 特別編]天草とイタリアをつなぐ、フィアット×アビーロ オリジナルオリーブオイル

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イタリア生まれ、天草育ちの高品質オリーブ


イタリア料理に欠かせないオリーブオイル。日本でもキッチンに置いているご家庭が多いことと思います。さて、オリーブといえば黒い小粒の実を思い浮かべますが、どのようにオリーブオイルが作られるかご存じですか? このたびフィアットは、優れた日本の伝統工芸に光をあてるフィアット×メイド・イン・ジャパン・プロジェクトの特別編として、熊本県天草地方で製法にこだわりながら高品質なオリーブオイルの製造を行っている「天草オリーブ園AVILO(アビーロ)」とコラボレーションし、オリーブの収穫時期に合わせてフィアット×アビーロ オリジナルオリーブオイルを作ることに。オリーブの収穫からオイルの完成までを追ったのでリポートします。


株式会社九電工が地域の農業の発展を目指して始めた天草オリーブ園AVILO。イタリアから仕入れた苗木を育てるところから始め、オリーブの収穫、オイルの製造までを一貫して手掛けています。


天草オリーブ園アビーロは、1万8000平方メートルの広々とした敷地内に、1300本が育つオリーブ農園と搾油所を併設し、栽培から搾油、販売までを一貫して行っています。天草では、冬は比較的暖かく、夏は涼しい地中海性気候の島であることから昭和40年代に初めてオリーブの栽培がスタートしたとのこと。アビーロではそうしたイタリアの気候に似た環境と、オリーブオイルの国内需要の高まりを追い風に、2010年から「手摘み・24時間以内搾油」にこだわった、上質でおいしいオリーブオイルづくりを手掛けています。


オリーブの実は緑が多いと青々しく、黒く完熟すると優しい風味になるそう。苦さとスパイシーさとマイルドさのバランスが重要で、搾り手は木になった実の色の割合を見て、収穫日を決定するそうです。


天草オリーブ園の生田早苗さんは、次のようにお話してくれました。

「エクストラバージンオリーブオイルは、酸化を防ぐため収穫から搾油までを24時間以内に行いますが、酸化は穫った瞬間から始まってしまいます。そこでアビーロには施設内に搾油所があるので、早ければ収穫から5-6時間で搾油まで進められることもあります。また搾油後も一定の温度で保ち、空気に触れないように保存するケアもしっかり行い、酸化の少ない、良質なオリーブオイルを追求しています」


天草オリーブ園アビーロの生田早苗さん。オリーブに精通しており、「自分たちが一番美味しいと思えるオイルを追求しています」と話してくれました。


オリーブの収穫は年に一度(秋)のみ。植樹から10年目を迎えたアビーロの農園の場合、1本の木から穫れる実は10kgほどだそうです。またオイルになるのは実の重量の7%ほど。オリーブオイルは非常に貴重なものであることを実感します。


オリーブオイルは、オリーブの実を手摘みしたあと、良質な実を選定し、枝葉などを取り除く選果、清水で汚れを取り除く洗浄、実を潰してペースト状にする粉砕、風味を豊かにする撹拌(かくはん)、固形と水分、オイルとを分離させる遠心分離、澱を取り除く濾過という工程を経て、できあがります。


今回の「フィアット×アビーロ オリジナルオリーブオイル」は、穫れたてのオリーブから作られたエクストラバージンオリーブオイルを、天草に古くから伝わる伝統工芸、高浜焼の磁器につめた、“天草100%”のプロダクト。文字どおり、作り手のこだわりが詰まった特製品です。


完成した「フィアット×アビーロ オリジナルオリーブオイル」(左2本)。天草産のオリーブオイルを、天草の伝統工芸品 高浜焼の磁器に詰め、“100%天草産”を実現しました。右側の背の高いボトルは、イタリア産のオリーブオイルとブレンドした「エクストラバージンオリーブオイル 天草スペシャルブレンド」。


また、天草の良質なオリーブオイルを、より気軽に味わっていただけるよう販売用ボトル「エクストラバージンオリーブオイル 天草スペシャルブレンド」もご用意。こちらは天草産のオリーブオイルと、相性のいいイタリア産のオリーブオイルをブレンドしたエクストラバージンオリーブオイルです。


「エクストラバージンオリーブオイル 天草スペシャルブレンド」。イタリア産といっても数多くあり、そのなかから天草産オリーブオイルともっとも相性のいいベストな組み合わせを追求、おいしさにこだわっています。


「フィアット×アビーロ オリジナルオリーブオイル」の完成を記念し、アビーロ内で地元のメディアや企業などを招待した発表イベントを開催しました。当イベントでは、オリーブの収穫から搾油までを体験できるワークショップや、「車と観光」をテーマとしたトークイベントを行いました。トークイベントでは、九電工 オリーブ事業推進担当の伊藤正量(まさかず)さん、熊本県 小野泰輔副知事、天草宝島観光協会 会長の山本博さん、FCAジャパン マーケティング本部長 ティツィアナ・アランプレセの4名が登壇し、意見交換を行いました。アランプレセが「オリーブはイタリアでは平和の大事なシンボルです」と話すと、伊藤さんは「地域と共に成長してきた九電工にとって、オリーブは農家の高齢化という九州の社会課題に向き合い、地域と共に成長していくひとつのシンボルです」と紹介。さらに「オリーブの6次産業化を通じて地域の活性化に貢献したい、地場産業を繁栄させたい」との想いを話されました。


右から熊本県 小野泰輔副知事、FCAジャパン マーケティング本部長 ティツィアナ・アランプレセ、天草宝島観光協会会長の山本博さん、九電工 オリーブ事業推進担当の伊藤正量さん。


天草の観光の魅力に話が及ぶと、天草宝島観光協会の山本さんは「天草は自然豊かな島であり、そこに住む人々の温かさや暮らし、歴史や文化が滲み出ているところが、都会とは違った魅力です」とコメント。これを受けて小野副知事は「天草は空が広く、明るく抜けています。本土とは植生も異なり、四方を海に囲まれた島嶼部(とうしょぶ)で松中心の景色を見ると、島国だなと思いますね。五橋を抜ければ小さな島が浮かんでいて、独特の他にはない景観。リゾート感にひたれる特別な場所だと思います」と天草の魅力を紹介くれました。


東京大学法学部卒業後に外資系企業、衆院議員秘書等を経て、2008年に熊本県政策調整参与、2012年に史上最年少で熊本副知事に就任された小野副知事。「東京にいた時は峠にもよくドライブに行っていました。今でもクルマや運転が大好きです」と話してくれました。


また、発表イベントの後は、穫れたてのオリーブオイルを使用したディナーも。イタリア料理ヴィア・チェントロのシェフが腕を振るい、アビーロのオリーブオイルを使用したイタリアンでゲストをおもてなししました。


来場者に振る舞うディナーを手がけてくださったのは、地元でイタリアンを営まれているトラットリア ヴィア・チェントロ(後に詳細あり)の酒井シェフ。オリーブ園のなかで素敵なディナーが実現しました。


こうして完成した「フィアットオリジナルオリーブオイル」。こだわりの製法でていねいに作られたオリーブオイルは、さすが味も風味も格別。酸度が低いエクストラバージンオリーブオイルは、野菜にかけるだけでそのピュアさや香り深さが際立ちます。ぜひ美食家の皆さまにも味わっていただきたいものです。なお「エクストラバージンオリーブオイル 天草スペシャルブレンド」は、コチラのサイトで販売予定なので、お楽しみに!



天草に行くなら立ち寄りたい! オススメスポット6選


「500C」で海辺をドライブ。屋根をオープンにして海岸線を走ると、気分はサイコー。


大小120あまりの島々からなる天草。約50年前までアクセスが難しかったのが、現在は九州本土と5つの橋で結ばれ、クルマで気軽にアクセスが可能。自然豊かな島々には都会とは違った歴史や文化があり、非日常感を味わうドライブ旅にオススメ。地域のグルメに触れ、美しいサンセットを眺めるなど、天草旅を存分に楽しんで!



■フードのみならずオリーブを用いたコスメも 天草オリーブ園 AVILO


売店には、より手頃に楽しめる海外産のエクストラバージンオリーブオイルやコスメの販売も(左)。コスメのおすすめは、ディープエッセンス:5,720円(税込)と化粧水:2,200円(税込)。ディープエッセンスは、化学的な混ぜ物一切なし。100%オリーブでできたエッセンスオイル。美容液、乳液がわりのデイリーケアにオススメ。化粧水はオリーブの葉から抽出したエキスを配合。化学的な香料を使用せず、さっぱりした仕上がりに。濃い香りが苦手な方や男性にも手を取っていただきたい商品(左)。


今回フィアットとコラボレーションした天草オリーブ園 AVILOは、農園で穫れたオリーブオイルのほか、海外の提携農園で作られたよりお手頃で上質なオリーブオイルや、その他のフード、コスメの販売も行っており、ネット販売も行っています。また、農園では、オリーブ手搾り体験やオリーブオイルのテイスティングなどの体験型イベントも実施しているので、天草にお越しの際はぜひお立ち寄りを。


オリーブ製品の製造販売のみならず、オリーブ農園ツアーや手搾り体験など、参加型アクティビティも実施。

SHOP DATA

名称天草オリーブ園AVILO(アビーロ)
住所熊本県天草市五和町御領蛍目1580-1
電話番号0969-32-0366
営業時間9:00-17:00
定休日年末年始
Webサイトhttps://www.avilo-olive.com/

 

■天草松島の島々を一望できる 高舞登山展望所

高舞登山展望所からの景観。

標高117mの高台から天草の島々を一望できる高舞登山展望所。島を結ぶ1号橋~5号橋も見渡せます。展望台には案内板があり、土地勘がない人でも目の前に広がる島や橋がどれかを知ることができます。駐車場も5台ぶんあり。

駐車場から100mほど歩くと展望台にたどり着きます。

SHOP DATA

名称高舞登山展望所
住所熊本県上天草市松島町阿村
電話番号0964-56-5602(天草四郎観光協会)
Webサイトhttps://www.t-island.jp/p/spot/detail/152

 

■有明海に面したロケーション抜群の複合施設 リゾラテラス天草

 

2015年にオープンした、近代的な複合施設リゾラテラス天草。施設内にお土産物ショップやベーカリー、オーシャンビューのレストランを併設していて、ゆったりと過ごせます。また、桟橋からイルカウォッチングの観光船も出ており、日常から一歩離れた時間を過ごせるのが魅力。300台分の駐車場を完備するのでドライブはもちろん、熊本駅から繋がっているJR三角線・三角駅から観光定期船でのアクセスも便利。天草ならではのリゾート気分を味わって!

 

パン工房で焼いたできたてパンを販売するベーカリー。

全席から海が望めるオーシャンビューのレストラン。おすすめメニューは、天草の食材を使った島のランチコース。前菜4種、パン、スープ、メインの料理、ドリンクがついて1,958円(税込)。

SHOP DATA

名称リゾラテラス天草
住所熊本県上天草市松島町合津6215-16
電話番号0969-56-3450
営業時間平日9:00-17:30 土日祝9:00-18:00(マーケット)
平日11:00-21:00 土日祝10:30-21:00(レストラン)
定休日年中無休
Webサイトhttp://www.lisolaterrace.com/

 

■天草の食材を使った本格イタリアン トラットリア ヴィア・チェントロ

地産のホロホロ鳥のグリル。噛むほどに滲み出るしっかりとした旨味と天草レモンがもたらす柑橘の組み合わせが絶品。マコモダケと季節の野菜と一緒にいただきます。ワインが進みそう!

常時20種類の野菜を取り揃えるヴィア・チェントロ特製バーニャカウダ。天草の旬の野菜をヘルシーに楽しめます。

南イタリアで学んだ本場仕込みのイタリアンを、天草の食材を使って提供しているトラットリア。素材のおいしさをストレートに生かすイタリア流の調理法と、肉、魚、野菜とあらゆる食材が豊富に揃う天草の旬の融合は、相性抜群。「イタリアでは料理はもちろん、修業先のおばあちゃんからは愛情を込めておいしさでおもてなしする姿勢を学びました」と酒井シェフ。そんなおもてなしの心がアットホームなお店の雰囲気にも生かされています。

オーナーシェフの酒井道夫さん(右)。大阪のホテルで10年勤めた後に、南イタリアの街ポンペイや、トスカーナ州のリヴォルノでイタリア料理を修行。帰国後、大手ブライダルの統括シェフを経て独立。現在はヴィア・チェントロのオーナーシェフとして、天草への愛情をイタリアンに込めて提供しています。

SHOP DATA

名称トラットリア ヴィア・チェントロ
住所熊本県天草市南新町4-5
電話番号0969-24-8288
営業時間ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:30) 
ディナー 18:30~22:00 (L.O.21:30)
定休日月曜日
Webサイトhttps://hitosara.com/0006082828/

 

■天草由来の高品質な磁器製品を供給 天草高浜焼 寿芳窯

天草陶石を発見し、産業として確立した上田家に代々伝わる「高浜焼」の展示場。天草陶石は、有田や瀬戸など有名な窯元の原料にも使用されています(左)。高浜焼 寿芳窯の工場長 古田寿昭さん(右)。

「フィアットオリジナルオリーブオイル」の磁器の製造元、天草高浜焼 寿芳窯(じゅほうがま)」。天草陶石は、天草下島の鉱床から取れた陶石を原料に作られる、江戸時代から伝わる伝統的な磁器。天草陶石は強度が高く、硬い製品ができるのが特徴で、そのため薄い成形が可能に。磁器を叩いた時にチリーンと響く硬質な音からもその特性がうかがえます。日用食器を中心に製造していて、江戸時代の高浜焼を復刻させたものや、現代の生活様式に合わせたモダンな製品も展開しています。

海に囲まれた天草らしいミル(海藻)をモチーフとした伝統的な柄を、ゴールドやシルバーを用いてモダンな表現したシリーズ。

SHOP DATA

名称天草高浜焼 寿芳窯 売店
住所熊本県天草市天草町高浜南598
電話番号0969-42-1115
営業時間8:00~17:00(平日)
8:30~17:00(土日祝)
定休日年末年始(12月31日~1月3日) 盆(8月14~15日)
Webサイトhttp://takahamayaki.jp/

 

■いい日常と非日常を楽しめる ホテルアレグリアガーデンズ天草

有明海が一望できるロケーションにあり、施設内でゆったりと過ごせます。食事は、魚介類をメインとした会席料理などを提供。春先は紫ウニ、夏は赤ウニ、夏の終わりは解禁される伊勢海老という具合に、最高の食材を使ったお料理を楽しめます。なお、併設する温泉施設のレストランは日帰りでの利用も可能。

有明海に面した小高い丘にたつ海辺のリゾートホテル「ホテルアレグリアガーデンズ天草」。5万平米の広い敷地に、ホテル、温泉、独立型チャペルを有し、癒しの時間をゆったりと過ごすことができます。ホテルから徒歩1-2分で海に出られるので夏は海水浴も。天然温泉は肌に優しく、慢性皮膚病や疲労回復、健康促進などの効能があるそうです。55部屋のうち、約2/3はオーシャンビュー。ファミリーからシルバー層、カップル、ビジネスまで幅広い層のニーズに応えています。4部屋ある離れは、温泉露天風呂付き。また、本館最上階には天草出身の小山薫堂さんがプロデュースした「トップテラス501」というワンランク上のお部屋もご用意。宿泊で天草を訪れる際はチェックしてみて。

ロビーからはビーチが直結(左)。部屋の2/3はオーシャンビュー。天草のパノラマを眺めながら、リゾート気分を存分に楽しめます。

SHOP DATA

名称ホテルアレグリアガーデンズ天草
住所熊本県天草市本渡町広瀬996
電話番号0969-22-3161
定休日年中無休
Webサイトhttps://hotel-alegria.jp/

 


FIAT 500Cの詳細はコチラ

 

文 曽宮岳大 写真 荒川正幸

 

FIAT×MADE IN JAPAN PROJECTとは?

イタリアでは「アルチザン」、日本では「職人」と呼ばれ、

それぞれの優れた伝統文化とその技術を受け継ぐとともに、 日常の中で実際に使われ、愛される「ものづくり」に魂を込めている人々がいます。

イタリアの「ものづくり」文化を代表するFIATでは、 日本の文化ともっと交流し、もっとCuore(クオーレ:心)を通わせディナー合いたいとの想いから、

ひとつの特別なプロジェクトを立ち上げました。

それは、日本の「ものづくり」文化継承を目的にするNPO法人 「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」とのコラボレーションによって、 日本の優れた伝統工芸品に、新たな光をあてる活動です。

文化が出会い、心がつながり、笑顔を育んでいくこの取り組みに、 これからも、ぜひご注目ください。 詳しくはコチラ



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