福島県南会津で歯科医院を営む中村文彦(なかむら・ふみひこ)さんは、フィアット『500X Cross Plus(チンクエチェントエックス クロス プラス)』を筆頭に複数台のクルマを所有するエンスージアスト。さらに最近、お嬢さま用に『500(チンクエチェント)』も購入されました。これまでも多くのクルマを乗り継いでこられた中村さんが、あえて500X Cross Plusと500という2台のフィアットを選んだ、その魅力を伺ってきました。
「初めてフィアットを買ったのはX1/9(エックスワンナイン)でした」と語り始める中村さん。子供の頃のスーパーカーブームに影響され、リトラクタブルヘッドライトを備えた背の低いスポーツカーが欲しいと大学生の頃に選んだそうです。その後、日本車や輸入車を含めて数多くのクルマを乗り継いできました。
いまお持ちの500X Cross Plusは2016年に購入。最初は日本車を考えていたそうですが、たまたま自動車雑誌で500X Cross Plusが発売されるという記事を読み、「もともとチンクエチェントは好きでしたし、それを少し大きくして、しかも四駆でターボですから興味を持ちました」
そこで早速中村さんと同じくらいクルマ好きの奥さまにその記事を見せたところ、「普通は『えっ!』と言うのですが、『お、良いんじゃないの』と言ったのです」
そこですぐにディーラーに連絡し、現車を試乗し購入に至りました。中村さんによると、普段からクルマを買う際は奥さまに相談するそうで、大概は却下されるそうですが、500X Cross Plusに関しては「その魅力に相通じるものがあったようです」と楽しそうに振り返ってくれました。
お二人ともクルマを運転するのは大好きで、500X Cross Plusに乗った第一印象はとても速かったということでした。「1400ccで170馬力もありますし、スポーツモードにするとさらに良く走ります。そこでぜひ購入したいとなったのです」と中村さんは言います。その走りの良さは奥さまも同意見で、「出だしの感じがとても良かったですね」とコメントしてくれました。
また、購入の決め手としてフィアットブランドであることも大事だったそうです。
「自分が生まれる前からあるメーカーですし、以前乗っていたX1/9のほかにもクロマやレガータ等、好きなクルマがたくさんあります。フィアットはスポーツカーをはじめ、ファミリーカーまで、様々なバリエーションのクルマを作っている親しみやすいメーカーというイメージです」と嬉しそうに語り、かなりフィアットに対しての思い入れがある様子でした。
奥さまも、「イタリアのメーカーなのでお洒落なイメージがありますね」と述べ、500X Cross Plusの気に入っているポイントとしてデザインもあると話してくれました。
「ヘッドライトやメーターなどのデザインが丸いのは可愛いと思います。下の子供も一緒に乗りながら可愛いといっていました」と教えてくれました。
中村さんが500X Cross Plusを購入して6年が経過し、走行距離は現在18万kmに迫る勢いです。近所の足として、また、高速を利用して川崎にお住いの上のお嬢さまのところへ出かけるときにも活躍しているのですから、この走行距離も納得です。中村さんは、「本当に大満足です。高速移動はターボなので思ったように加速できて楽ですし、少し車高が高いのであまり街中などの段差も気にせずにすみますので便利ですね。四駆ということもあり雪道でもはまったことはありません」とのこと。
そして500X Cross Plusが来て、「クルマに乗っての外出が増えました」と中村さん。それは、「運転が楽しいから」といいます。また、「子供も洒落た感じのクルマなので喜んで一緒に乗っていますので、単なる移動ではなくなりましたね」と笑顔で語ってくれます。以前所有していた日本車の時よりも川崎に住むお嬢さまのところにはよく出かけるようにもなったそうで、高速走行時の動力性能や安定性も運転する楽しさに繋がっているのでしょう。
奥さまも、「(前のクルマよりも)高速での合流や追い越し車線でも馬力があるので全く問題なく楽にスムーズに走れます。また、サイズ的にもちょうど良いですね。都心は坂になった駐車場なども多いのですが、そういうところでも気にせずに乗り入れできます」とのことで、現在所有している大型セダンよりも取り回しのしやすさに魅力を感じているようです。
そんな中村さんにはいま悩みがあるようです。もし500X Cross Plusに何らかの事情で乗ることが出来なくなったらどうするかということ。中村さんも奥さまもとても500X Cross Plusを気に入っていることから、「FFの500X Cross を選ぶかな。それとは別に四駆をもう1台別に買うでしょうね」とあくまでも500X Cross Plusをずっと手元に置いておきたいという思いを伝えてくれました。最初は四駆であることも購入のポイントのひとつとなっていましたが、それ以上のクルマとしての楽しさやお出かけしたくなる魅力から、いまや中村家にとって500X Cross Plusは欠かせない存在のようです。
当然というべきか、下のお嬢さまはご夫婦の影響を受けクルマ好きで、この度500を購入されました。
中村さんによると、「高校の先生が同じ色の500に乗っていて気になっていたようです。実は別の日本車を勧めていたのですが、『それは違う!』となり、500 1.2のしかもこのボディカラーが良いということでした。僕はさんざんクルマ道楽をして迷惑もかけて来ましたし、自分からこれが欲しいと言ってきましたので、その思いは叶えようと決めたのです」と当時の気持ちを語ります。
奥さまも「家に500X Cross Plusがあったことは購入に大きく影響しているでしょうね。500が納車されて娘はボディカラーやシートのチェック柄も含めてとても気に入っているようです」と教えてくれました。
実はここで驚きの事実が告げられました。お嬢さまはまだ免許を取得しておらず、現在自動車学校へ通っている最中で、先にクルマが来てしまったのです。従って、お嬢さまが運転する前に、「パパたちが慣らしを終わらせてあげるねといって、1000km以上乗って慣らしも終わらせてしまいました」と中村さん。500X Cross Plus同様に500も楽しく乗っているようです。
今回お嬢さまにはお会いできませんでしたので、コメントを頂きました。
「500はルパン三世が乗っているクルマというイメージですし、内外装がとても可愛いと思いました。大事に長く乗っていきたいと思っています」とのことで、1日も早くステアリングを握る日が来ることを楽しみにしているようです。
中村家には大型セダンのほかにもクラシックなスポーツカーなどもありますが、積極的に500X Cross Plus Xのキーを選んでご近所はもとより片道200km以上ある川崎まで往復し、下のお嬢さまは500X Cross Plusに感化されて500を手に入れましたので、その存在は想像以上に大きいようです。
「気に入らないとすぐに買い換えます」という中村さんが6年にもわたり所有し続け、かつ、次も500X Cross だと言い切るのですから、その魅力は計り知れません。これからもずっと中村さんと奥さまは500X Cross Plusのステアリングを握り、そして下のお嬢さまは500とともに走り続けることでしょう。
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『FIAT 500X Cross 』
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『FIAT 500』
【Information】
柏屋
住所:福島県南会津郡南会津町田島後町甲3972-6
TEL:0241-62-0348
営業時間:11:30〜15:00
定休日:不定休
*各店舗情報につきましては、掲載時(2021年10月現在)の情報となります。新型コロナウイルス感染拡大防止措置により、変更となっている場合がございますのでご留意ください。また、外出の際はウイルス感染予防策を講じていただき、安全にご配慮いただきますようお願いいたします。
Text:内田俊一(Shunichi Uchida)
Photos:濱上英翔
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