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本場イタリアも驚く、絶品ナポリピッツァ 東京の名店

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イタリアを代表するフードといえばピッツァ。ミラノ風、ローマ風など、いろいろ種類がある中、日本人にとって馴染み深いのがナポリのものではないでしょうか。とはいえ、どういったものが本格的なナポリピッツァなのか。どこに行ったら食べられるのか。よくわからないという方も多いはず。そこで、本場のナポリピッツァ協会に認められるほどナポリピッツァに精通しているJaffa(ジャッファ)さんに、ナポリピッツァの美味しさの秘密とオススメの店をお伺いしました。 

6つの条件を満たした真のナポリピッツァは、とにかく美味!

イタリア政府公認団体「真のナポリピッツァ協会」ナポリ本部の公式ブロガーでもあるJaffaさんは、これまで3,500枚以上食べているというナポリピッツァの伝道師。日本全国のピッツァ店に精通し、イベントの解説やプロデュース、講演を行うほど。 

「ナポリピッツァといえば、フチの部分が膨らんだピッツァというのが一般的な認識なのですが「真のナポリピッツァ協会」が正式に認めているものは『生地の材料は小麦粉、水、酵母、塩の4つのみ』、『生地は手だけで伸ばす』、『窯の床面で直焼きする』、『窯の燃料は薪か木くず』、『焼き上がりはふっくらとして生地の縁に額縁(コルニチョーネ)という膨らみがある』、『具材にこだわること』いう6つの条件を満たしたピッツアのみ。この条件をすべて満たし、さらに審査に合格した店にだけ、真のナポリピッツァ協会からの認定が与えられます。2019年12月現在、認定されている店は、世界で813軒、日本には82軒しかありません」。 

美味しい店を探すのも楽しみ方のひとつ

ナポリの伝統的な道化師が、ピッツァを焼いているイラスト。この看板が掲げられている店が「真のナポリピッツァ協会」の認定店の証。 

「ナポリピッツァは、ふわっ、サクッ、もちっ、という生地自体の美味しさと、具材のマリアージュ(料理の評価に使われる、食材同士の相性の良さを表す言葉)を味わうもの。「真のナポリピッツァ協会」の認定を受けている店なら間違いありませんが、最近ナポリで流行っているデカ縁や、高機能の電気やガスの石窯を使った店など、真のナポリピッツァ協会の認定がなくても旨いナポリピッツァを出す店はたくさんありますよ」と話すJaffaさん。 

そんなJaffaさんに美味しいナポリピッツァの食べ方をお伺いすると。 
「ピッツァは、窯で焼かれる火の料理。最高の技術を持った職人が窯を使って、高温・短時間で焼き上げます。だから、焼きたてを熱いうちに食べる。熱々の生地、溶けたチーズやソース、そして具材を一緒に味わう料理なんです。熱々を黙々と食べるのが最高の食べ方。ナポリピッツァの賞味時間は5分間ですよ」と、出来たてのピッツァのように、熱く語ってくれました。

Jaffaさんオススメの東京のナポリピッツァ3選!

オップラ・ダ・ジターリア(武蔵関)

西武新宿線武蔵関駅前に店を構える「オップラ・ダ・ジターリア」。子供から大人までみんなが楽しめるよう、安心で安全で美味しい料理を提供する、というオーナーの信念を貫いています。そのため、素材に対するこだわりは特筆すべきものがあり、北海道・江別の小麦を使った生地や、地元・練馬の野菜と果実を使った具材など、あくまで国産にこだわっています。イタリアで行われたピッツァの世界大会にも練馬産のトマトをはじめ、国産の野菜を持ち込んだほどなのです。 

同店でぜひオーダーしていただきたいのが2015年の世界大会で2位を獲得したNMP (店長の野間裕介さんの名前を冠したノマピッツァの略)。自家製のサルシッチャ、燻製モッツアレラ、ソテーした地元の旬の青菜が載っています。自家製サルシッチャの香ばしさ、旬の大根の葉のピリッとした味わいが絶妙です。今回は写真の練馬産サツマイモのピッツァとのメタメタ(ハーフ&ハーフのこと。2,100円+税)をオーダー。こちらは、ゴルゴンゾーラとトレヴィスを合わせています。サツマイモの甘さにゴルゴンゾーラの香りがマッチして、蜂蜜をかけるとその味わいが、さらに増します。 

また、イタリアでも珍しいドルチェ(デザート)ピッツァを提供するのも同店の特徴。地元の柿を使ったこの一枚は、生地にカスタードクリームを載せ、そこにフレッシュな柿、焼いた柿、とちおとめの赤ワインソース煮、イチジクのラム酒漬け、ピスタチオ、カカオを使ったビスコッティをトッピングして焼き上げ、カモミールティーのジェラートを載せた手の込んだもの(2,000円+税)。熱い生地に冷たいジェラート、柿やフルーツの味わい、ビスコッティやピスタチオの食感が複雑に絡み合って、えも言われぬ美味しさです。

地元のファミリーに優しくという信念から考えられた店内には、同伴のお子様も飽きずに楽しめるよう、ガラス越しにピッツァ作りを見学できるオープンキッチンを設置。厨房には名工・長尾氏製作の漆喰で彩られた焼き窯と、ピッツァ窯には欠かせないMIYAMURA WORKSの煙突が。カウンター席もあるので、おひとり様でも気軽に訪れることができる店内となっています。 

オップラ・ダ・ジターリア 

東京都練馬区関町北2-28-7 小澤ビル1F 

TEL 03-6339-6936 

営業時間:12:00~14:00  17:30~22:30(LO 21:30) 

定休日 水

ピッツェリア チーロ 東中野店(東中野)

コンセプトは「早くて、安くて、美味しい」こと。ナポリのピッツェリアそのままに、気軽に来てサッと食べて、サッと帰るというカジュアルスタイルを推奨。一番シンプルなピッツァ・マリナーラは490円(+税)という驚きの価格設定。しかも、ナポリ産の小麦粉をオリジナルで配合したり、全粒粉を使ったりと、ピッツァ生地の味や食感にこだわりを持っている点も注目ポイントです。 

2019年に東京・汐留で開催された大会でグランプリを獲得したのが、このピッツァ・カンピオーネ(1,600円+税)。燻製モッツアレラ、ウインナー、ペコリーノ、バジリコのピッツァに店の名物でもあるモチモチ、フワフワのロングパタティーネというポテトフライを山盛りトッピングしたものです。え? ピッツァにポテトフライ? と思いそうですが、ナポリっ子にとって、実はお馴染みのトッピング。若い人を中心に、大人気なのです。その美味しさは、イタリア人の審査員をもうならせたといいます。

店長の高山徹さんが得意とするのは、ナポリっ子が大好きな揚げピッツァ。 

なかでも人気なのが、ピッツァフリッタ(1,450円+税)。テレビなどでも取り上げられたことのあるこちらは、薄く伸ばした生地にリコッタチーズを塗り、胡椒を多めにかけて、薫製モッツァレラ、トマトソース、ハム、バジルを入れ、二つ折りにしたもの。端の部分が剥がれないように何度も丁寧に叩いてから油の中へ。ただ揚げるのではなく、片手でピッツァを持ち上げながら何度も油をかけて揚げるので、油っぽくなくさっぱりとした味わいに。薄く伸ばした生地は、香ばしくてサクサク。しかも、中からチーズがトローリという絶妙な美味しさです。

気取らずに、ピッツァを気軽に楽しんでいただきたい、という高山さんの考え方が表現されているカジュアルなインテリア。このスタイルを気に入って頻繁に通う、イタリア人の常連さんも多いそうです。

ピッツェリア チーロ 東中野 

東京都中野区東中野3-8-3

TEL 03-6426-0309 

営業時間:月~金11:30~15:00(LO 14:30)  17:00~23:00(LO 22:00) 

土 11:30~23:00(LO 22:00) 

日・祝日 11:30~22:30(LO 21:30) 

無休 

ラ・ピッコラ・ターヴォラ(永福町)

ナポリピッツァといったら、絶対ハズせないのが「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」。こちらは、1998年創業の人気店。Jaffaさんが公式ブロガーを務める「真のナポリピッツァ協会」から、日本で2番目に認定を受けた王道のナポリピッツァを提供する店です。実は、同店のオーナーこそが「真のナポリピッツァ協会」日本支部を設立させたメンバーの一人。本場ナポリから招へいしている、トップレベルの職人が焼いた極上ピッツァが味わえます。

イタリアの有名チーズメーカー「エウロイオーヴィネ」にオリジナルで作ってもらっている水牛のモッツァレラ、トマトソース、バジリコ、パルミジャーノを使った最上級のマルゲリータとも呼び声の高い、ブッファリーナ(2,200円(税込))。絶妙な焼き加減と相まって、とろけるような極上の味が口の中に広がります。気泡を多く含んだコルニチョーネの膨らみ方も、最高の状態です。黙々とピッツァに集中する職人、シモーネ・サルナッキアーロさんの繊細かつ豪快な焼きテクニックを目の前で見られるのも楽しみのひとつです。

モチモチ、フワフワに焼き上げたピッツァ生地の上に、プチトマト、モッツァレラ、香りと歯ごたえのあるフレッシュなルッコラ、そして生ハムを豪快に載せ、パルミジャーノとオリーブオイルを振りかけたピッツァ・ピッコラ・ターヴォラ(2,600円(税込))。店名がつけられているだけあって、そこには同店のこだわりが、たっぷり詰まっています。 

「こちらは生地を自分の皿に載せてから、フォークとナイフを使って、生地でルッコラ、生ハムを包んで一緒に楽しむと上手に、美味しく食べられます」と、ナポリピッツァ通ならではの味わい方をJaffaさんが教えてくれました。

ラ・ピッコラターヴォラ 

東京都杉並区永福4-2-4 

TEL 03-5930-0008 

営業時間:火~金11:30~14:30(LO 14:00)  18:00~22:30(LO 22:00) 

土・日・祝日 11:30~15:00(LO 14:30)  17:30~22:30(LO 21:30) 

定休日 月 

ナポリの街並みが似合う500Xでピッツァを食べに行こう!

FIATとナポリピッツァは近しい関係にあります、と語るJaffaさん。 

「ナポリは道が狭く、路上駐車や渋滞もひどくて、大きなクルマなんて通れそうもない感じ。だからナポリ=コンパクトなFIATというイメージがありますね。それにFIATが生まれたトリノにはナポリピッツァの名店が結構あるんですよ。その理由は、トリノの本社工場へナポリから多くの人が仕事に来ています。そのため、彼らのソウルフード、ナポリピッツァを提供するために、たくさんのピッツァ職人たちもナポリからトリノに引っ越して出店したという歴史があるんです。北イタリアの街なのに、本場のナポリピッツァが食べられる店があるんですよ。つまり、トリノはFIATのおかげでナポリピッツァが発展した街、ともいえるんです」と、ナポリピッツァとFIATの関係を語ってくれました。


毎年のように本場ナポリを訪れ、ピッツァの食べ歩きを楽しむというJaffaさん。写真はナポリの北部カゼルタの名店CAPATOSTA(カパトスタ)で、ピッツァ職人世界一のタイトルを持つオーナー兄弟と。 

「みんなで楽しく食べるのもナポリピッツァの醍醐味のひとつ。5ドアモデルのアーバンSUVである 500Xに家族や友達を乗せて、みんなで食べに行きたいですね」とJaffaさん。 

週末、ちょっと足を伸ばして美味しいナポリピッツァを探す旅に出かけるというのも、ドライブの新しい楽しみ方かもしれませんね。 

ナポリピッツァの伝道師Jaffaさんのブログはこちら

洗練されたイタリアンデザインのアーバンSUV 500Xはこちら

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