「バレンタインデー」といえば、日本では特別な人にチョコレートを贈る日。きっと、この時期「今年は何を選ぼう?」と思いを巡らせている方も多いはず。世界中のショコラティエたちが創り出す味や香り、そして素材などにこだわったチョコレートをチェックしたり、有名店の行列に並ぶのも楽しいもの。また、新しいスイーツを開拓するというのも心が躍ります。そこでオススメしたいのが、イタリア・ピエモンテ州の老舗「BARBERO(バルベロ)社」のスイーツ。プレゼントを贈る人も、プレゼントをもらう人も大満足の逸品をご紹介します。
バルベロ社は、1883年に創業の老舗中の老舗。130年以上にわたり、人々を魅了するスイーツづくりを続けています。伝統の職人技から生まれる歴史ある味わいを大切にした、上質なスイーツは、老若男女を問わず人気を博しています。
バルベロ社の本店があるのは、世界遺産に登録された「ワイン街道」に囲まれるイタリア・ピエモンテ州の“アスティ”。19世紀に建設された工場を改装した店舗には、130年以上の歴史あるブランドに相応しい趣きのある雰囲気が漂っています。
そのバルベロの名を一躍有名にしたのが、ハードタイプのトロンチーニ『Torroni&Noasetti(トローニ・エ・ノワゼッティ)』。1885年のナポリ博覧会で最高位の金賞、同年のリボルノ博覧会でヴィットーリオ・エヌマエーレ賞、そして1903年にはヴェネト州のカステルフランコ・ヴェネトでの博覧会で金賞を受賞。この数々の受賞により「バルベロブランド」が確立されました。
「トロンチーニ」とは、イタリアの家庭でよく見られる、お茶うけ菓子のこと。蜂蜜や砂糖、卵白などを練った“トローネ”に、アーモンドやヘーゼルナッツを混ぜ合わせて固め、一口サイズに食べやすくカットし、個包装したお菓子です。
バルベロ社のトロンチーニが“独特の味と食感”を生み出せるのは、創業以来受け継がれる「オリジナルレシピ」を使っているから。また、ハードタイプは、生地を熱い窯の中で練りながら、7時間もかけてゆっくりと水分を飛ばして作られるので、独特の食感が生まれるのです。
もちろん、素材にもこだわっていて、ピエモンテ産の高級ヘーゼルナッツのみを40%以上の比率で配合。贅沢に使用されたナッツによって、食べごたえも満足度も十分です。
バルベロ社の代表銘菓「トロンチーニ」。そのバリエーションは「ヘーゼルナッツ」「ソフトヌガー」「リコペルト缶 ハードヌガー」の3種類です。
「ヘーゼルナッツ」はカリッとした歯ごたえが楽しいハードタイプ。ギフトにもぴったりの缶の中には、個包装のトロンチーニがたっぷりと詰まっています。ミニ缶もあるので、いつもお世話になっている人へのちょっとしたバレンタインギフトにもピッタリ。
また“ヌガーらしい食感”を堪能するなら、口溶けやわらかな「ソフトヌガー」がおすすめ。粘り気のある食感と、ヘーゼルナッツが生み出すカリッとした食感のコントラストが楽しめます。こちらは、持ち歩きしやすいミニ缶タイプのみ。
「リコペルト缶 ハードヌガー」は、ハードタイプのトロンチーニをチョコレートコーティングしたもの。メタリックカラーの包装紙はイタリアらしさ満点です。しっかりとした味わいなので、コーヒーやホットミルクとも相性抜群です!
バルベロ社の商品には、定番のトロンチーニのほか、バレンタインに贈りたいチョコレートもラインアップ。
「トリュフ白缶」には、ヘーゼルナッツとバルベロ自慢のトロンチーニの粒が入ったトリュフチョコレートがギッシリ。ココアパウダーによって、苦味を感じられる大人の味わいが楽しめます。
また、ミニ缶タイプの「トリュフチョコレートローズ」を開けると、ピンク色の包装紙に包まれたホワイトチョコレートがお目見え。アーモンドの粒と“バラの花びら”が入っているため、爽やかなバラの香りが口の中でふわっと広がります。
さらに“コーヒー文化を楽しむ、イタリアらしいチョコレートを作りたい”というバルベロの想いから生まれたのが「クリームチョコレートアソートメント缶」。エクストラダークチョコレートの中に、コーヒーとヘーゼルナッツのクリームを加えた逸品。口溶けが良く、甘すぎないので、大人の男性に贈るチョコレートにぴったりです。
バレンタインのチョコレート選びにおいて、パッケージデザインもポイントのひとつ。インテリアとして飾ったり、小物入れとして使いたくなるものを選ぶのもオススメです。バルベロ社のパッケージは、どれもセンスが良いので、きっと贈られた方もうれしいはずです。
また、どこか懐かしい雰囲気の楕円形をした「トリュフ白缶」は、日本オリジナルデザイン。日本でしか手に入らない特別感も魅力です。
みんなとは、違うものを贈りたい。そんな方にぴったりなバルベロ社のスイーツ。
今年のバレンタイン、あなたの愛情とセンスをアピールするチャンスかも知れませんね。
TEXT/流石香織
PHOTO/長野竜成
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